低学年の家庭学習について

基礎学力をつける

基礎学力とは?

基礎学力と言うのは、各教科の学力に対しての発達を支える「読み・書き」「計算能力」、基本的な知識や能力の事を言います。これは小学校低学年で繰り返し行なわれており、繰り返しの積み重ねが「基礎学力の定着」に繋がります。近年、子供教育において基礎学力低下が問題に挙げられています。基礎学力が定着する事で、小学校高学年⇨中学⇨高校で学ぶ、学習内容を掘り下げた授業にも活かされていきます。
 
基礎学力は国語・算数
【国語の学力について考える】
国語力=読解力で、読解力は全教科に必要となる要素である為、国語の学力はとても大切なのです。
[大切な”音読”の利点]
・文字が正しく読めると言う事=何と書いてあるかが素早く理解出来る
・文章に出てくる言葉を自分の中にしっかり落とし込む事が出来る
・聞き取りやすい話し方が出来る様になる
[読書で得られる利点]
色々な本を読むと沢山の知識や価値観を知る事が出来る大切な国語力ツールです。
・「この時主人公は一体どの様な気持ちだったのか?」等、想像力を養う事が出来る
・「この後、主人公はどの様になったと思うか?」等、客観的に物事を捉えて考える力を養う事が出来る
[日記を書く利点]
書く力を養う為には、親子で交換日記をすると良いと言われています。初めの内は「きょうはがっこうでリレーをしました。」等一行だけでも問題ありません。継続していくと、自分が嬉しかった事、辛かった事、お父さんお母さんに伝えたい事等、沢山書いてくれる様になる様です。書く力と一緒に親子間のコミュニケーションも沢山取れるのでおススメです。
 
【算数に学力について考える】
家庭で日常的に数に慣れ親しむ環境を!
・数字は10以上のものを数えられる様にする
(例)「おはじき」を用いて35個数える
⇨”10ずつ”のおはじきかの塊を3つ作ると数えやすい事に気付く。
・数字の目盛や認識を高める
(例)気温と湿度が一緒になっている温度計を用いる
「今日は○度だね」と会話をした場合、気温」を示している物の認識、細かな数字を読む力がつく。
・数量をあらわす言葉の知識を学ぶ
(例)食べ物の分け方
半分、あるいは、4分の1に切り、
「2分の1個あげる」「4分の1個あげる」と伝える様にする。
 
復習の時間が大切
低学年では、予習よりも「復習」に力をいれて勉強する様にした方が良いと言われています。今日学校で習ったノートを出してもらい、何を習ったのか子供に教えてもらいましょう。説明が出来なければ、子供の苦手な部分が親も把握する事が出来ますよね。苦手が分かれば、その部分を再度復習すればOKです。特に低学年は学ぶ質が重要なので、その日受けた授業の内容がしっかり理解出来ていれば問題はありません。
 

まとめ

しっかり基礎学力が身に付いていると、「こういうやり方だったら出来るのではないか?」「前はどんな風に解いていったか?」等、自分の学習に関する様々な引き出しの中から、知識を駆使しながら学習に取り組む事が出来ます。基礎学力が無い場合、学習知識の引き出しが乏しく、知識の引き出しようが無いのです。なので、低学年の内に基礎学力を養っておく必要があると言う事がお分かり頂けたかと思います。決して小学校低学年の学習内容は難いものではありません。学校の授業をちゃんと聞き、予習・復習をし、自分で学ぶ習慣を付けていれば、基礎学力は自然に培われていきます。低学年の時期は、子供の基礎学力が落ちていかない様に、保護者である親がサポートし、子供に勉強する習慣を身に付けさせていきましょうね。